
B5サイズ 水彩絵の具・ポスターカラー・ぺん
夜。夜空にいつも月を探す。最近わやたらと雲が多いから。
水面にうつる美しい月が僕わ大好きなんだ。
暗闇で光る携帯の画面。点滅する青い丸い光。不意打ちな呼び出し。
君からの言葉。アクセス開始!
ログイン。パスワードわ簡単。僕のことただ呼んでくれればいい。
僕わランプの精みたくきみの前に現れるから。
眠っていても何してても。強引に僕のこと呼んで。あきらめないで。きっとすぐに飛んでゆくから。
ふりまわされることに微笑んでいる自分。だって君わ何をしたってわけでもないのにね。
おかしいくらいに。
ひとわいうさ。
恋なんて。
ばかだなあ。そんなんぢやないさ。僕わランプの精だもの。
君からのアクセスを拒む理由もないもの。
そんなこと。ただ何も始まらないのが幸せなことだってあるさ。
そうやって。つながらないことのほうが長く永遠につながってられるのに。
結わかない髪。いいにおいがしますように。きみの脳みそに少しでもいられますように。
別に。ただ。君の脳みその中に一瞬でも僕が思い浮かんで。
それで。シナプスの中と細胞と血を駆け巡って。
脳みそから君の意識。指先に命令が行って。
僕のところへ電話をかけさせるそのせつな。
じっくり考えるとすごいことだあな。
君の視界の中でできるだけ一番いい僕でありますように。
不思議な。君の優しいのを僕わ知ってしまうのだ。ミント味のガム。シュガーレス。
夜風の心地よい広場で。ちらばるボルトにナット。ワッシャー。
とけだすバニラクリームらて。口紅のついた緑色のストローが汗をかいている。
両手で押さえる。そうやってやさしい声を出すんだから。生クリーム。
ひどいときわひどいくせにね。銀ぎつねのてひどい仕打ち。
コーヒージェリーのかたまりがのどにつまる。さらさらになったアイスクリームの味。
僕のことをめった刺しにしてしまうくせに。まるのみにされてしまうんだから。
秘密。きみのぶんのんぢやったこと。
しろいねこの鳴き声。きみわねこきらいってゆうから。きみの笑顔ずるいんだから。
僕わほんのすこし傷つくさ。だって僕わねこだから。
まるで僕を嫌いってゆわれてるみたいなきもちになって。
そのくせ僕はきみのこと。やっぱり思い出してくれたなら。喜んでしまう。
ばかだなあ。わかってるさ。安いコーヒーでも満足してしまうんだ僕わ。
きみのつれてってくれたスーパーで買った一番安い青いふたのコーヒー。
長い髪で僕のこの表情も顔も隠してしまおう。ゆらゆらゆれてきみの肩に触れよう。ばあか。
きみが僕をからかうのを待っている。なんだっていいのよ。きみだから。
それでも。きみとの時間は特別だし。わけのわからない居心地。ゆれるダッシュボード。
生まれてから1度も徹夜をしたことがない僕わなるたけ濃いコーヒーを飲んで。起きてたいの。
きみのことをちゃんと見ようとするんだ。君のつかってる香水。
やっぱりきみのにおいとちがくなる。
蛍光灯に光る青くって丸い惑星のボトルさ。ぽこぽこした手触り。きみのにおいの素。
苦い味。きみがもってきてくれた2つめのコーヒーカップ。さりげない。時々きみのやさしさ。
2こめのガムシロップ。甘くって笑ってしまうくらいに。
きみと目が合わせられないうそだってつくさ。だってきみにそんなふうに思われたくないんだから。
まのあたりにして。ずるい。笑ってしまう。ずれたタイミングの優しさに。
ねえ。そんなこと。きみの知ったことでわないのでしょう。
僕のことなんかどうだっていいんでしょう。うん。しってる。きみわそおゆうひとだもの。
何かあったってきみわ僕を笑うんでしょう。忘れたってゆってすたすたと。
どれだけ。傷ついてもやっぱりきみからのアクセスに喜ぶ僕がいる。矛盾してる。沈黙。
言葉とか。タイミングとか。間合いとか。ずるいずるい。ひどい。眠気。
ふわりとやさしくって。時々意地悪をするから。不意打ち。過ぎ行く景色。
僕わちょっと泣いたりして。うそつき。言葉。話す。ぽろぽろこぼれおちる。
でもそれでもいいと思っているの。きみにわなんのつみもない。
きみが僕のこと忘れないでいてくれてるって現実。うまいことなけないあたし。
こんな僕のことを。君の脳みその中に存在してて時々アクセスしてくれること。
きみが僕のこと待っててくれてるってこと。AHAHA。
重要だね。恋なんてそんなきれいな大それたものぢやないはず。
ただ。僕わきみから目が離せないだけ。なんでもないけどさ。
流れ星みたいに過ぎてゆく時間が少しだけ悲しいけど。嬉しいだけ。
うさぎみたいに。僕の心わうさぎです。
きみにわいわないけれどね。きみわきっとわかってるのにわからないふりをするだろうから。
きみといると僕わ自分の感情の起伏によってインスピレーションが沸いて。
絵を線を描いてゆく。どんどん生まれるの。きみとの時間を反芻して。
また思い出してわ。くすくすと心が笑って震えてしまう喜びに変わる。変わり者。
きみのきまぐれにいつもからめとられるけれど。
きみわ普通ぢやないんだから。笑ってすこしわ僕に傷つけさせてよ。
そうやって時々ひっかいてくれるだけでいいの。
でないと僕わまた悪いことをしてしまうから。きみといたらば忘れられる。
唯一。きみといる時間があるから。もう僕は過去にわ戻らないんだよ。
4時。ああ。もう夜が明けてしまう。きみとの夜が消えてゆく。ピンク色にちりばめられた雲。
そうやってきみが僕に笑ってくれるのとか話しかけてくれる間わ。
僕堂々ときみの目を見ていられるから。きみを視界に入れることを許された権利。
僕のこと傷つけるのなんて簡単。
嫌いになればいい。うそだよって意地悪に笑えばいい。僕わ単純だから。
そんなことで僕わ簡単に死んでしまえる。ずいぶんと入り込んでるみたいだね。
二人でたべるごはんわ3回目になるのかな。きれいな肌。白い霧。シャチみたいな。
きみわほんとわやさしくない。だけどやさしいのももちあわせてる。ずるいね。
知ってる。だめだってことも何もないのも。それだけでいい。ただ単純に。
でもいいの。いいの。僕わきみと遊んでもらえることが今、何よりも嬉しいんだから。
きみの時間を僕にくれるんだから。ほらね。
そこだけで十分。幸せ。それをいつまでもかみ締めていたいさ。
向こう岸にきみの歩く横顔を見つけてわ。実わ。
僕わちょっと嬉しくなる。ほらね。ただ単純に。それだけさ。
今日わいい日だなってちょっとるんるんするだけさ。
僕からわきみのことそんなふうに言ったりしないんだから。
そんなことゆってたら。また生まれるの。僕の感情の海から絵。踊りだすばからふる。
きみわそのままで。だからお願い。
僕から逃げないでいてくれたらいいんだよ。
ほんとにただそれだけ。
pillows / スケアクロウ















